当飯・鐺飯(読み)とうはん

精選版 日本国語大辞典 「当飯・鐺飯」の意味・読み・例文・類語

とう‐はん タウ‥【当飯・鐺飯】

〘名〙 足鍋(足つきの小さな鍋)でたいた粗末な飯。わずかばかりの粗末な飯。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
今昔(1120頃か)二八「先づ其達(そこたち)の御(ごれう)に墓无(な)き当飯をだに否(え)不参(まゐら)せぬにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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