精選版 日本国語大辞典 「彌生」の意味・読み・例文・類語
いや‐おい ‥おひ【彌生】
〘名〙
※新撰六帖(1244頃)一「梓弓末野の草のいやおひに、春さへ深くなりぞしにける〈藤原家良〉」
② 陰暦三月の異称。いやおいの月。やよい。
※俳諧・俳諧新式(1698)三月の詞「彌生(イヤヲヒ) 春は草木いやが上おひ出る故にいよいよおふるといふ心をいやおひといふ」
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