彌望(読み)びぼう

精選版 日本国語大辞典 「彌望」の意味・読み・例文・類語

び‐ぼう ‥バウ【彌望】

〘名〙 (「彌」は、わたるの意) 遠くを見渡すこと。また、遠くにまでおよぶながめ。
三教指帰(797頃)下「夫生死之為海也、纏三有際、彌望罔極」
江戸繁昌記(1832‐36)二「数里の長堤、桜花彌望し、淡々濃々、雲暗く雪凝る」 〔揚雄‐蜀都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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