精選版 日本国語大辞典 「強心剤」の意味・読み・例文・類語
きょうしん‐ざい キャウシン‥【強心剤】
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血液を送り出す心臓(
いろいろな種類がありますが、いずれも心臓の収縮力を高め、十分な量の血液を送り出すように作用します。
代表的な強心剤が、ジギタリス製剤です。ジギタリス製剤は、心筋に直接はたらきかけてポンプ作用を強化し、1回の収縮で十分な量の血液を送り出せるようにするので、少ない回数のポンプ機能でより多くの血液が送り出せるようになります。
このジギタリス製剤とほぼ同じ作用を示す強心剤に、キサンチン系製剤、カテコールアミン系製剤などがあります。
また、心臓の異常な興奮を抑え、心臓のポンプ機能を正常にするはたらきをもっているユビデカレノン製剤のほか、βブロッカー製剤、カルシウム拮抗剤なども使用されることがあります。
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