弟弟子(読み)おとうとでし

精選版 日本国語大辞典 「弟弟子」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐でし【弟弟子】

〘名〙 同じ師匠もとに、あとから弟子入りした者。後進の弟子を、先に弟子入りした者の立場からいう語。⇔兄弟子
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉あやめの客「質は悪いはうぢゃアない。弟子にとれる、『須田』の弟弟子(オトウトデシ)に…」

おとと‐でし【弟弟子】

甲陽軍鑑(17C初)品四八「弟弟子(ヲトトデシ)は、琳切と云て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「弟弟子」の意味・読み・例文・類語

おとうと‐でし【弟弟子】

同じ師匠のもとに、あとから入門した弟子。⇔兄弟子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android