弘法大師行状絵巻(読み)こうぼうだいしぎょうじょうえまき

百科事典マイペディア 「弘法大師行状絵巻」の意味・わかりやすい解説

弘法大師行状絵巻【こうぼうだいしぎょうじょうえまき】

南北朝時代絵巻。12巻。弘法大師空海)の伝記絵。東寺蔵。絵所預巨勢行忠巨勢派)や南都絵師祐高法眼を含める4人の作で,詞書は当時の貴紳たちの筆。鎌倉時代からの数種の大師伝絵を集大成したもの。

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