引っ込む(読み)ヒッコム

デジタル大辞泉 「引っ込む」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐こ・む【引っ込む】

《「ひきこむ」の音変化》
[動マ五(四)]

㋐突き出たものが、元のほう、元の状態に戻る。「ダイエットで腹が少し―・んだ」
本来の面よりも内に入り込んだ状態になる。「寝不足で目が―・む」
表から奥へ入った所に位置する。「通りから―・んだ家」
表立つ場からしりぞいて、人目に立たない所に移る。また、表に出ずに内に居つづける。「田舎に―・む」「自分の部屋に―・んだきり出てこない」「じゃまだから―・んでいろ」
[動マ下二]ひっこめる」の文語形
[類語](1㋑)窪むへこむ陥没/(3下がる去る遠ざかる遠のく離れる立ち去る引き払う引き上げる辞去する退去する退散するせる退退立ち退く引き下がる引き取るあとにする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android