精選版 日本国語大辞典 「弔」の意味・読み・例文・類語
とぶらい とぶらひ【弔】
① =とむらい(弔)①
② 弔問をする人。また、弔問をするための使い。
③ =とむらい(弔)②
※狭衣物語(1069‐77頃か)三「後の世のとぶらひにだにとて」
⑤ =とむらい(弔)③
とぶら・う とぶらふ【弔】
〘他ハ四〙 (「とむらう(弔)」の古形)
① =とむらう(弔)①
※伊勢物語(10C前)一〇一「なくなりにけるをとぶらふやうにていひやりける」
② =とむらう(弔)②
※成尋母集(1073頃)「残りて世にあらむ人、〈略〉功徳になるべからむことをとぶらふべきなり」
③ =とむらう(弔)③
ともらい ともらひ【弔】
〘名〙 「とむらい(弔)」の変化した語。
※咄本・春袋(1777)引導「去る寺へともらいがきやした」
ちょう‐・す テウ‥【弔】
〘他サ変〙 ⇒ちょうする(弔)
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