弐拾町村(読み)にじつちようむら

日本歴史地名大系 「弐拾町村」の解説

弐拾町村
にじつちようむら

[現在地名]天明町川口かわぐち 二十丁にじつちよう

緑川の河口北岸の低湿地にあり、東は惟重これしげ村・八町はつちよう村、北は下沖しもおき村、西は近世後期の埋立地に接する。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳に廿町村とあり、田方一九町四反九畝余・畠方三町三反五畝余、分米二六〇石四斗余である。同一二年の検地帳によると、田二五町二反四畝余、うち上田二五町一反八畝余、上畠三町二反余、屋敷二町六反二畝余、分米三七四石七斗余で、家数三三、男四一・女三二、牛六が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報