弁慶の立ち往生(読み)ベンケイノタチオウジョウ

デジタル大辞泉 「弁慶の立ち往生」の意味・読み・例文・類語

弁慶べんけい往生おうじょう

弁慶が大長刀なぎなたをつえにして立ったまま死んだというところから》進退きわまってどうにもならないことのたとえ。

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ことわざを知る辞典 「弁慶の立ち往生」の解説

弁慶の立ち往生

武蔵坊弁慶衣川合戦で、源義経を守るために、大なぎなたを杖にして、橋の中央に立ったまま矢面に立って死んだという伝説。また、進退きわまり、どうすることもできないことのたとえ。

[使用例] こんな所で弁慶の立往生はご免こうむりたいからね[夏目漱石明暗|1916]

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故事成語を知る辞典 「弁慶の立ち往生」の解説

弁慶の立ち往生

[参照] 立ち往生

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