弁当持(読み)ベントウモチ

デジタル大辞泉 「弁当持」の意味・読み・例文・類語

べんとう‐もち〔ベンタウ‐〕【弁当持(ち)】

弁当を持参すること。また、その人。腰弁
他人の弁当を持って付き従う人。転じて、ある人に付き従って機嫌をうかがう人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弁当持」の意味・読み・例文・類語

べんとう‐もち ベンタウ‥【弁当持】

〘名〙
① 他人の弁当を持って従う人。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三二「弁当持も里農雨乞 神ならば神の御前に待て見よ」
② 弁当を持って出かけること。また、その人。腰弁。
真理の春(1930)〈細田民樹〉森井コンツェルン「辨当持(ベンタウモ)ちで美術クラブに浸り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android