建玉(読み)タテギョク

デジタル大辞泉 「建玉」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぎょく【建(て)玉】

株式信用取引商品先物取引で、売買約定をしたまままだ未決済のもの。買ったままで未決済の状態買建玉、売ったままで未決済の状態を売建玉という。ポジション

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「建玉」の意味・読み・例文・類語

たて‐ぎょく【建玉】

〘名〙 商品取引所売買契約をした物件や株式で、買戻しや転売によって決済をしていないもの。また信用取引で新規に売買した株式をいう。建株。〔投機市場論(1926)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

会計用語キーワード辞典 「建玉」の解説

建玉

信用取引において、未決裁になっている契約総数のことです。

出典 (株)シクミカ:運営「会計用語キーワード辞典」会計用語キーワード辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の建玉の言及

【取引所】より

…反対に,大幅に下落して安値をつけた相場が反発したのに安値が忘れられず,もう一度その近辺まで下落することを期待している心理的状態を〈安値覚え〉という。 建玉(たてぎよく)信用取引で新規に買った株,売った株で,未決済になっている株をいう。 ちゃぶつく株を買ったら下がり,売ったら上がるというように,思うようにいかず損する状態をいう。…

※「建玉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android