度外視(読み)どがいし

精選版 日本国語大辞典 「度外視」の意味・読み・例文・類語

どがい‐し ドグヮイ‥【度外視】

〘名〙 度外におくこと。関係のないものとしてすておくこと。問題にしないこと。無視すること。
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「これらのものを度外視(ドグヮイシ)して曾て採り用ひしことなけれど」

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デジタル大辞泉 「度外視」の意味・読み・例文・類語

どがい‐し〔ドグワイ‐〕【度外視】

[名](スル)問題にしないこと。無視すること。「採算度外視した商法」
[類語]無視黙殺軽視過小評価かろんずる差し置くはなも引っ掛けない目もくれない尻目にかける眼中に無い歯牙にもかけない袖にする

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