庖丁正宗

デジタル大辞泉プラス 「庖丁正宗」の解説

庖丁正宗〔京都国立博物館所蔵〕

鎌倉時代につくられた日本刀岡崎正宗の作による短刀で、「享保名物帳」に同名の3口が掲載されているもののひとつ。掲載当時は日向の内藤家が所蔵国宝。「ほりぬき正宗」の異名もある。京都国立博物館所蔵。

庖丁正宗〔徳川美術館所蔵〕

鎌倉時代につくられた日本刀。岡崎正宗の作による短刀で、「享保名物帳」に同名の3口が掲載されているもののひとつ。尾張徳川家に伝来し、国宝に指定されている。徳川美術館所蔵。「ほりぬき正宗」ともいう。

庖丁正宗〔永青文庫所蔵〕

鎌倉時代につくられた日本刀。岡崎正宗の作による短刀で、「享保名物帳」に同名の3口が掲載されているもののひとつ。安国寺恵瓊(えけい)が一時所蔵していた。国宝。永青文庫所蔵。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android