序歌(読み)じょか

精選版 日本国語大辞典 「序歌」の意味・読み・例文・類語

じょ‐か【序歌】

〘名〙
序文の代わりとする歌。
病院の窓(1908)〈石川啄木〉「その悲哀に根ざす霊魂希望とを歌ふといふ序歌だけでも」
② =じょし(序詞)寄居歌談(1842)〕

ぞ‐か【序歌】

〘名〙 =じょか(序歌)類聚名物考(1780頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「序歌」の意味・読み・例文・類語

じょ‐か【序歌】

序詞じょし2を用いて整えた和歌
本の序文に代える歌。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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