床尾村(読み)とこおむら

日本歴史地名大系 「床尾村」の解説

床尾村
とこおむら

[現在地名]塩尻市大字宗賀 床尾

洗馬せば宿から奈良井ならい川の段丘をもう一段上がった台地上にある集落。南に鳴雷なるかみ山がそびえ、その北麓に洞のように囲まれ、村の北側は桔梗ききようはらに接する。洗馬宿から床尾を経て比叡ひえの山の南側を通る道は中山道と平行して、早くから開けていた。

文献上の初出は長享二年(一四八八)春秋之宮造宮之次第に床尾の名がみえる。

慶長一九年(一六一四)床尾など一〇郷の代官に大和小兵衛が任命された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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