広沢 真臣(読み)ヒロサワ サネオミ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「広沢 真臣」の解説

広沢 真臣
ヒロサワ サネオミ


肩書
参議

別名
通称=兵助 号=障岳

生年月日
天保4年(1833年)

出生地
長門国(山口県)

経歴
文久2年長州藩の渉外関係を主宰、3年の下関外艦砲撃、元治元年の下関戦争に参加し、藩政の重要な地位にいたが、保守派のため同年12月萩の野山獄に投獄された。慶応元年2月出獄、後手当用掛、用所右筆役、用所役などを歴任。対幕府折衝にあたる一方、倒幕運動にも奔走する。維新後、下参与徴士、軍務掛、内国事務掛、外国人参内掛などを歴任し、民部官副知事、民部大輔から参議にすすむが明治4年1月9日私邸にて暗殺される。

没年月日
明治4年1月9日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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