広告料(読み)こうこくりょう

精選版 日本国語大辞典 「広告料」の意味・読み・例文・類語

こうこく‐りょう クヮウコクレウ【広告料】

〘名〙 広告媒体広告を載せるために、媒体企業、広告代理業者などに支払われる料金
時事新報‐明治三〇年(1897)四月二九日「自己収益は其裏面に印刷する広告料より獲収し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の広告料の言及

【広告】より

…(3)媒体企業 広告媒体のうちで,現代の広告業においておもなものは,印刷媒体(新聞,雑誌)と電波媒体(テレビ,ラジオ)である。 印刷媒体企業と広告主との取引関係は,広告スペースの提供による広告情報伝達サービスの取引とみることができ,広告料はそのサービスに対する料金である。その料金は,一般の商品の価格と同様に,コストを下限とし,サービスに対する広告主の評価(媒体価値)を上限として,その中間に決められる。…

【新聞広告】より

…また詳報性や記録性の点では放送媒体とは一線を画し,単位当りでは比較的低コストで利用できる。 新聞広告の起源は,17世紀前半のイギリス,オランダなどの《ニューズブック》などにも求められるが,1650年イギリスの新聞《完全な日録》に載った,盗まれた馬捜しの懸賞広告で,新聞広告料金をとったことが確かめられている。日本では1861年(文久1),長崎在住のイギリス人A.W.ハンサードが《ナガサキ・シッピング・リスト・アンド・アドバタイザー》という日本最初の英字新聞を発行し,第1面を広告ページとした。…

※「広告料」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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