幽暗(読み)ユウアン

デジタル大辞泉 「幽暗」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐あん〔イウ‐〕【幽暗/幽闇】

[名・形動]暗く、かすかなこと。また、そのさま。
「夕とも昼ともつかぬ一種―な世界の中に」〈荷風・ふらんす物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽暗」の読み・字形・画数・意味

【幽暗】ゆう(いう)あん

奥深く暗い。宋・文天祥〔正気の歌の序〕余、北に囚せられ、一土室に坐す。尺、深さ四可(ばかり)。單低小、白(まど)短窄(たんさく)、下にして幽なり。

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