幽思(読み)ユウシ

デジタル大辞泉 「幽思」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐し〔イウ‐〕【幽思】

静かに物思うこと。
「―窮まらず、深巷しんかうに人無きところ」〈和漢朗詠・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幽思」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐し イウ‥【幽思】

〘名〙 静かに思い、考えること。
※和漢朗詠(1018頃)下「幽思窮まらず 深巷に人無き処〈張読〉」 〔史記‐屈原伝

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普及版 字通 「幽思」の読み・字形・画数・意味

【幽思】ゆう(いう)し

深く思う。〔史記、屈原伝〕屈、王聽のならず、讒諂(ざんてん)のふことを疾(にく)む。~故に憂愁幽思して、離騷を作る。

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