幼はん（読み）いとはん

精選版日本国語大辞典「幼はん」の意味・読み・例文・類語

〘名〙 (「いとさん（幼様）」の変化した語) お嬢さんをいう関西地方の語。明治以降用いられるようになった。

※卍（1928‐30）〈谷崎潤一郎〉四「あんたの方が破談になって、市会議員のいとはんもよろこんではるやろなあ」

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