幻相(読み)げんそう

精選版 日本国語大辞典 「幻相」の意味・読み・例文・類語

げん‐そう ‥サウ【幻相】

〘名〙 まぼろしのようにはかない有様。無常な様子
※謡曲・柏崎(1430頃)「暫らく世間の幻相を観ずるに、飛花落葉の風の前には、有為の転変を悟り」

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デジタル大辞泉 「幻相」の意味・読み・例文・類語

げん‐そう〔‐サウ〕【幻相】

仏語。幻のように実体がなく、はかないありさま。世間の無常の姿。

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