年賀欠礼(読み)ネンガケツレイ

デジタル大辞泉 「年賀欠礼」の意味・読み・例文・類語

ねんが‐けつれい【年賀欠礼】

喪中年賀状が出せないことを知らせる葉書通常相手年賀状を準備する前、12月上旬ころに発送する。また、喪中のため年賀の挨拶に行けないことを知らせること。

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葬儀辞典 「年賀欠礼」の解説

年賀欠礼

一般的には、2親等以内の親族(配偶者・父母・子ども・兄弟・姉妹・義父母など)が亡くなってから一周忌までを喪中とします。喪中は年賀状を出しません。そこで12月のはじめに、年賀状をいただきそうな相手に年賀欠礼の挨拶状(喪中ハガキ)を出します。挨拶状には、誰の喪に服しているかを明記します。先方が年賀状を出す前に届くように、12月の初旬には出します。●年賀欠礼の文例■喪中につき、年始のご挨拶を遠慮させていただきます。■○月に父□□(享年△歳)が永眠いたしました。■ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝申し上げ、明年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。●年末に葬儀が行なわれ、年賀欠礼が間に合わない場合松の内(一般的には1月7日)が過ぎてから、寒中見舞いで年賀欠礼を詫び喪中のお知らせをします。

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