年寄と紙袋は入れねば立たぬ(読み)としよりとかんぶくろはいれねばたたぬ

精選版 日本国語大辞典 の解説

としより【年寄】 と 紙袋(かんぶくろ)は入(い)れねば立(た)たぬ

(年寄紙袋は、腹に物を入れないと立たないという意から) 食べなければ元気がでないということ。
浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)一「けふはびっくりの仕つづけ、それゆへか腹もがっくり、年寄(トシヨリ)と紙袋(カンブクロ)は入れにゃたてらぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android