年回（読み）ネンカイ

デジタル大辞泉

ねん‐かい〔‐クワイ〕【年回】

「年忌ねんき」に同じ。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

とし‐まわり ‥まはり【年回】

〘名〙

① まわりくる年齢によって、その人に吉凶があるということ。男の四二、女の三三は最も凶といわれるなどの類。

※歌舞伎・怪談月笠森（笠森お仙）（1865）三幕「ここが人の弱り目に祟り目といふ所だ、年廻(トシマハ)りが悪いから床に就いたら起きられめえと」

② 年齢。

ねん‐かい ‥クヮイ【年回】

〘名〙 ＝ねんき（年忌）

※読本・翁丸物語（1807）上「おりつ実父の年回なれば、余儀なく暫しのいとまを乞ひうけ」

出典　精選版 日本国語大辞典