平語(読み)へいご

精選版 日本国語大辞典 「平語」の意味・読み・例文・類語

へい‐ご【平語】

[1] 〘名〙
日常のことば。日常語。
※俗語考(1841)三昧「うた三昧、仏三昧など、平語にもいへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「平語」の意味・読み・例文・類語

へい‐ご【平語】

ふだん使っている言葉。日常語。「俗談平語
平家物語」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の平語の言及

【平曲】より

…琵琶を弾きながら,《平家物語》の文章を語る語り物音楽。〈平家琵琶〉〈平家〉〈平語(へいご)〉ともいわれたが,最近は〈平曲〉の名称が一般的である。
[歴史]
 起源には諸説あるが,なかでも有力視されているのは《徒然草》の記述で,それによると,後鳥羽院の時代に天台宗座主慈鎮(じちん)(慈円)の扶持を受けていた雅楽の名人,信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)が《平家物語》を作り,生仏(しようぶつ)という東国出身の盲人に教えて語らせたのが初めという。…

※「平語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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