平範家(読み)たいらののりいえ

世界大百科事典(旧版)内の平範家の言及

【伏見】より

…俊綱は弟の家綱にこれを譲り,家綱は白河院に献上,白河院は甥源有仁に譲り,有仁はこの山荘に居住し,伏見寺(即成就院(そくじようじゆいん)・即成院)を営んだとされている。その後,有仁は養女の鳥羽院皇女頌子(しようし)内親王に伝領,頌子(五辻斎院)は平範家に本家職を留保して,領家または預所職のみを与えた。平範家は60年木幡浄妙寺領150町を伏見荘の私領と号して,荘民を押し入らせ乱妨したとして訴えられている。…

※「平範家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android