平岡節(読み)ひらおかぶし

世界大百科事典(旧版)内の平岡節の言及

【東明節】より

…彼は1877年アメリカから帰国後,汽車の車両製造をはじめる一方,河東節(かとうぶし)の山彦秀翁(11世十寸見(ますみ)河東)を後援してその復興に力を尽くしたが,謡曲,一中節,清元なども学び,みずからくふうして各種の新作を発表した。その新曲を世間では平岡節といったが,吟舟を名のった彼は1902年ころから東明節と称した。当時の一流芸能人がこれを学んだので流行,28年ころからは東明流と改めた。…

※「平岡節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」