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天空を一定の速度で運動すると仮定した仮想の太陽の動きに基づいて決められた時刻。時刻は太陽がある日の南中(太陽が真南にくるとき)から次の日の南中までの間の時間を測定し、それを1太陽日(24時間)とするように決められた。この太陽の動きにより決められる時刻を視太陽時とよぶ。しかし地球の公転軌道が円ではなく楕円(だえん)であり、地球の自転軸が公転面から約23.4度傾いていることなどから、季節により天球上を太陽の動く速度が異なる。そのため、視太陽時では季節により1日の長さが変化するので実生活で不便をきたす。そこで天空を一定速度で運動する仮想太陽による時刻を平均太陽時として利用した。視太陽時から平均太陽時へのきりかえは18世紀中ごろから始まった。日本では1880年(明治13)。平均太陽時と視太陽時の差を均時差とよび、最大16分もずれることもある。つまり平均太陽時で正午の時、実際の太陽が真南より東にある(遅れている)場合や西にある(進んでいる)場合があることになる。
[編集部 2023年4月20日]
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※「平均太陽時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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