平井康三郎(読み)ひらい こうざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平井康三郎」の解説

平井康三郎 ひらい-こうざぶろう

1910-2002 昭和-平成時代の作曲家。
明治43年9月10日生まれ。東京音楽学校(現東京芸大)在学中「ゆりかご」などを作曲。昭和11年交声曲「不尽山をみて」が音楽コンクール第1位となる。のちNHKの専属作曲家として活躍。22年戦後最初の国定音楽教科書の編集にたずさわった。43年大阪音大教授。「詩と音楽の会」会長。作品に「平城山(ならやま)」「大仏開眼」,童謡「とんぼのめがね」など。妻はバイオリニスト平井友美子,長男はチェリスト平井丈一朗。平成14年11月30日死去。92歳。高知県出身。本名は保喜(やすき)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android