常称寺村(読み)じようしようじむら

日本歴史地名大系 「常称寺村」の解説

常称寺村
じようしようじむら

[現在地名]門真市常称寺町

門真一番上かどまいちばんかみ村の東方、西流するふる川が大きく屈折して南流する左岸に沿う平坦地の村。横地よこち村に接する南境を東西に清滝きよたき街道が通る。古川には舟運の便があった。正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳によると高二四石余、小物成として葭蓮年貢米一斗余。寛永一〇年(一六三三)山城淀藩永井尚政領、明暦四年(一六五八)分知されて尚政四男の旗本永井直右領となり、以後幕末まで同家領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android