常磐津文字太夫(6世)(読み)ときわずもじたゆう[ろくせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常磐津文字太夫(6世)」の意味・わかりやすい解説

常磐津文字太夫(6世)
ときわずもじたゆう[ろくせい]

[生]嘉永4(1851)
[没]1930
常磐津節家元。初め三味線方。太夫に転向して尾花,浪花太夫などと名のった。 1888年7世小文字太夫 (のちの林中) が離縁されたあと,家元文中 (4世文字太夫の庶子佐六の未亡人) の養子となった。8世小文字太夫を経て 1902年6世文字太夫,26年豊後大掾。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android