常澄(読み)つねずみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「常澄」の意味・わかりやすい解説

常澄
つねずみ

茨城県水戸市東部の一地域。もと東茨城郡常澄村。1992年(平成4)水戸市に編入。旧村名は中世の恒富(つねとみ)郷に由来する。那珂(なか)川、涸沼(ひぬま)川の下流沿岸低地にあたり、一部に台地がある。鹿島(かしま)臨海鉄道大洗(おおあらい)鹿島線と国道51号、245号、東水戸有料道路が通じる。平安時代末期より開発が進み、大掾(だいじょう)氏、佐竹氏の支配を経て水戸藩領となった。早場米で知られた米作地であるが、野菜類栽培が増加した。国指定史跡の大串貝塚(おおぐしかいづか)、県指定文化財の多い六地蔵(ろくじぞう)寺がある。

[櫻井明俊]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「常澄」の意味・わかりやすい解説

常澄
つねずみ

茨城県東部,那珂川右岸に沿う水戸市の一地区。旧村名。 1992年水戸市に編入。早場米産地で蔬菜栽培も行われる。史跡大串貝塚がある。

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世界大百科事典 第2版 「常澄」の意味・わかりやすい解説

つねずみ【常澄】

茨城県東部,東茨城郡の旧村。1992年水戸市へ編入。水戸市の南東部に位置する。那珂川と涸沼(ひぬま)川にはさまれ,西部は低い台地となる。早場米産地として知られ,現在も米作が中心であるが,ゴボウの生産も多い。水戸市街地に近い西部では1970年代中ごろから住宅地化が始まり,住宅団地もつくられていた。台地上には遺跡が多く,縄文前期の大串貝塚(史)は《常陸国風土記》に大串岡として記される。東水戸道路の水戸大洗インターチェンジがあり,鹿島臨海鉄道線が通じる。

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