常楽(読み)じょうらく

精選版 日本国語大辞典 「常楽」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らく ジャウ‥【常楽】

〘名〙 仏語。永遠のたのしみ。悟りの境界をいう。
正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献物帳「遂使擾々群生、入寂滅之域、蠢々品類、趣常楽之庭
三帖和讚(1248‐60頃)高僧「すなわち穢身すてはてて、法性常楽証せしむ」

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デジタル大辞泉 「常楽」の意味・読み・例文・類語

じょう‐らく〔ジヤウ‐〕【常楽】

仏語。常住不変で苦がなく、楽であること。

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