常並(読み)つねなみ

精選版 日本国語大辞典 「常並」の意味・読み・例文・類語

つね‐なみ【常並】

〘名〙 (形動) なみひととおりであること。また、そのさま。あたりまえ。
随筆北越雪譜(1836‐42)初「紵績(をうみ)〈略〉常並(ツネナミ)の人の紵(を)を績(うむ)には唾液を用ふれども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「常並」の意味・読み・例文・類語

つね‐なみ【常並(み)】

[名・形動]なみひととおりであること。また、そのさま。世間なみ。
「―ならばお両親の見取り看護もすべき身が」〈一葉・別れ霜〉
[類語]平凡ありきたり凡俗ありふれる普通一般一般的尋常通常平常通例標準標準的平均的つねただ当たり前世間並み十人並み月並み凡庸日常茶飯日常茶飯事平平凡凡常套決まりお定まり平板類型的紋切り型芸がないノーマルレギュラースタンダード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android