帰納的推理(読み)キノウテキスイリ

デジタル大辞泉 「帰納的推理」の意味・読み・例文・類語

きのうてき‐すいり〔キナフテキ‐〕【帰納的推理】

帰納によって結論を導き出す推理

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「帰納的推理」の意味・読み・例文・類語

きのうてき‐すいり キナフテキ‥【帰納的推理】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の帰納的推理の言及

【帰納】より

…その点で,より一般的な事態からより特殊的な事態を推理(推論)する演繹と対比的に用いられることが多い。人間の推理方法には,この二つの推理,すなわち,一般から特殊を導く演繹的推理と,特殊から一般を導く帰納的推理inductive inference(reasoning)が存在し,しかも,それらが異なる特徴をもつことを指摘したのはアリストテレスであった。以来,演繹と帰納は人間の異なる推理方法として位置づけられ,論じられてきた。…

【推理】より

…一般的には,いくつかの前提命題A1,……,An(n≧1)からある一つの結論命題Bを導き出すことを推理(推論reasoning)といい,演繹的推理(または論理的推理)と帰納的推理がその代表的な例であるといえる。しかし厳密な意味での〈推理〉としては,論理的に正しい推理をさすことが多い。…

※「帰納的推理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」