帰思(読み)きし

精選版 日本国語大辞典 「帰思」の意味・読み・例文・類語

き‐し【帰思】

〘名〙 故郷や家などに帰りたいと思う心。帰心
文華秀麗集(818)上・従出雲州書情寄両国勅使〈王孝廉〉「南風海路速帰思
※西遊詩草(1819)下・乗興「帰思先期属灞驢」 〔陶潜‐始作鎮軍参軍経曲阿作詩〕

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普及版 字通 「帰思」の読み・字形・画数・意味

【帰思】きし

故郷に帰りたいと思う心。晋・陶潜〔始めて鎮軍参軍と作(な)り、曲阿を経しとき作る〕詩 眇眇(べうべう)として、き 緜緜(めんめん)として、歸思紆(まと)はる

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