帯食(読み)おびくい

精選版 日本国語大辞典 「帯食」の意味・読み・例文・類語

おび‐くい ‥くひ【帯食】

〘名〙 (帯をくわえたさまを模してあるところから) 中国古代の鎧(よろい)の胸につけた鬼面の形。雅楽の「太平楽」などの装束の帯の上にも着ける。大きさ約一五センチメートル、厚さ約七・五センチメートル。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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