師説(読み)しせつ

精選版 日本国語大辞典 「師説」の意味・読み・例文・類語

し‐せつ【師説】

〘名〙
師匠の考え。先生学説
※本朝麗藻(1010か)下・夏日於左監門宗次将父亭、聴講令〈大江以言〉「近世以降、編竹不開、童蒙之煙漸暗、帯草歎朽、師説之風無伝」
※日本書紀桃源抄(15C後)「吾家の師説に正之。上の本注に尾張むらじと云があやまりぞ」 〔魏志‐高貴郷公伝〕
② 師匠に関する論説。〔韓愈‐師説〕

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デジタル大辞泉 「師説」の意味・読み・例文・類語

し‐せつ【師説】

先生の意見。先生の学説。

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普及版 字通 「師説」の読み・字形・画数・意味

【師説】しせつ

師の説。

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