希釈限界(読み)キシャクゲンカイ

化学辞典 第2版 「希釈限界」の解説

希釈限界
キシャクゲンカイ
dilution limit

化学分析において検出反応の感度を示す尺度一つ限界濃度逆数に相当する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の希釈限界の言及

【限界濃度】より

…たとえば,確認限界1μgの確認反応によって0.05ml中に溶けている物質を検出する場合には,限界濃度は1μg/0.05ml=20μg/ml=20ppmとなる。また限界濃度の逆数を希釈限界dilution limitと呼ぶが,この場合は5×104である。限界濃度が低いほど反応は鋭敏であり,感度がよい。…

※「希釈限界」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android