帆柱山(読み)ほばしらやま

改訂新版 世界大百科事典 「帆柱山」の意味・わかりやすい解説

帆柱山 (ほばしらやま)

福岡県北九州市八幡西区と八幡東区の境付近市街地背後にそびえる山。標高488m。山名神功皇后朝鮮出兵の際,帆柱材を切り出したのに由来するという。東に続く権現山(617m),皿倉山(622m),花尾山(351m)などを含めて帆柱山と総称することもあり,皿倉山を中心に一帯北九州国定公園帆柱自然公園に含まれ,市民に親しまれている。ケーブルカーと登山道路が通じ,テレビ塔の林立する皿倉山山頂からは玄界灘が望まれ,北九州市街の夜景もみごとである。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「帆柱山」の意味・わかりやすい解説

帆柱山
ほばしらやま

福岡県北東部,北九州市八幡西区にある山。標高 488m。神功皇后の朝鮮出兵のとき,この山から帆柱材を切り出したのが山名の由来と伝えられ,東隣皿倉山などとともに北九州国定公園に属する。頂上からの北九州工業地域展望がすばらしい。頂上までは北麓からケーブルカーが通じる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「帆柱山」の意味・わかりやすい解説

帆柱山【ほばしらやま】

福岡県北九州市八幡西区,同東区にまたがる山。標高488m。付近の皿倉山,権現山,花尾山などとともに自然公園になり,市街や洞海湾の展望地。北麓からケーブルカーが通じる。
→関連項目八幡東[区]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android