布晒(読み)ぬのざらし

精選版 日本国語大辞典 「布晒」の意味・読み・例文・類語

ぬの‐ざらし【布晒】

〘名〙
① 布を水洗いして、日にさらすこと。また、染色した布を川水などにさらして糊分などを落とす作業をいう。〔人倫訓蒙図彙(1690)〕
日本舞踊邦楽で、両手に長い布をもって、洗いさらすような様子をあらわす曲、または部分長唄越後獅子清元六玉川(むたまがわ)など。さらし。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉八「布さらしの手をどりを見るごとく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「布晒」の解説

布晒
(通称)
ぬのざらし

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
晒女
初演
文化10.6(江戸森田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「布晒」の解説

布晒 (ヌノサラシ)

動物ヌノサラシ科海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android