市川鯉昇(読み)いちかわ りしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川鯉昇」の解説

市川鯉昇 いちかわ-りしょう

1853-1905 明治時代女役者
嘉永(かえい)6年8月生まれ。母から新内語りの芸をつぎ小染と称す。明治12年市川升猿と名のり役者として初舞台をふむ。28年市川権十郎に入門,のち市川九女八(くめはち)の三崎座専属として名をあげた。明治38年6月死去。53歳。江戸出身。本名は岡本よし。前名は市川笑燕。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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