市川義方(読み)いちかわ よしかた

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市川義方」の解説

市川義方 いちかわ-よしかた

1826-? 明治時代の土木技術者。
文政9年生まれ。慶応4年京都府の技師となり,木津川改修工事や相楽郡童仙房(どうせんぼう)開墾などにたずさわる。明治10年ごろから木津川水源の砂防工事を担当し,積苗工などの新工法で成果をあげた。通称は武兵衛,精記。著作に「水理真宝」「砂防工演義」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android