市子貞五郎(読み)いちこ さだごろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「市子貞五郎」の解説

市子貞五郎 いちこ-さだごろう

?-1807 江戸時代後期の漂流民。
稲若丸乗組員。文化3年伊豆(いず)沖で遭難。70日あまり漂流し,7人の乗組員とともにアメリカ船に救助されてハワイにおくられる。その後マカオ,ジャカルタにうつされ,文化4年長崎にむかうオランダ船の中で病死した。安芸(あき)(広島県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android