精選版 日本国語大辞典 「差添・挿添・射添」の意味・読み・例文・類語
さし‐そ・える ‥そへる【差添・挿添・射添】
① つけ加える。付き従わせる。増し加える。
② ものの間にはさみそえる。ものの間にさし入れる。
③ さらに光を射し加える。
※松平文庫本師輔集(960頃)「咲き匂ふ華の光にさしそへてこのまをいづる春の夜の月」
④ 付け加えて挿す。
※平家(13C前)四「廿四さいたる大なかぐろの矢おひ〈略〉鷹の羽にてはいだりける的矢一手ぞさしそへたる」
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