差海村(読み)さしみむら

日本歴史地名大系 「差海村」の解説

差海村
さしみむら

[現在地名]湖陵町差海さしうみ

神西じんざい湖と日本海に挟まれた砂丘地帯にあり、北は西園にしぞの(現出雲市)、南は板津いたづ村。明代の一五六二年成立の「籌海図編」中の日本国図に「山子家」と記される。古くは滑狭なめさ波加佐はかさ村と称したといい、永禄五年(一五六二)二月一九日の尼子義久安堵状(春日家文書)に「神西庄波賀佐村」とみえる。その後神西村に属し、神西村が三村に分れると神西沖じんざいおき村のうちとされ、明治八年(一八七五)分村して差海村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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