差入・挿入(読み)さしいれる

精選版 日本国語大辞典 「差入・挿入」の意味・読み・例文・類語

さし‐い・れる【差入・挿入】

〘他ラ下一〙 さしい・る 〘他ラ下二〙 (「さし」は接頭語)
① 中へ入れる。入れ込む。物の間にはさみ込む。挿入(そうにゅう)する。
※竹取(9C末‐10C初)「つばくらめの巣に手をさし入させてさぐるに」
差入(さしいれ)②③④をする。
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「此の手巾(てぬぐひ)は、〈略〉松田某より差入れ呉れたるものなるが」

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