左輔右弼(読み)サホウヒツ

デジタル大辞泉 「左輔右弼」の意味・読み・例文・類語

さほ‐うひつ【左×輔右×弼】

さほゆうひつ(左輔右弼)」に同じ。

さほ‐ゆうひつ〔‐イウヒツ〕【左×輔右×弼】

君主左右にいて、政治をたすける臣。輔弼ほひつの臣。

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精選版 日本国語大辞典 「左輔右弼」の意味・読み・例文・類語

さほ‐ゆうひつ ‥イウヒツ【左輔右弼】

〘名〙
① 補佐する左右の臣。輔弼の臣。さほうひつ。〔易林‐蒙卦・坤〕
戦陣を、左右からくる敵に備えて、左と右の二方に立てること。
太平記(14C後)一一干戈(かんくゎ)戚揚(せきやう)相挟み、左輔右弼(サホユウヒツ)列を引き、六軍次てを守り」

さほ‐うひつ【左輔右弼】

〘名〙 =さほゆうひつ(左輔右弼)〔書言字考節用集(1717)〕

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