工人(読み)コウジン

デジタル大辞泉 「工人」の意味・読み・例文・類語

こう‐じん【工人】

工作職業とする人。職人
中国で、労働者のこと。
「高重は東洋紡績の―係りで」〈横光上海

こう‐にん【工人】

こうじん(工人)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「工人」の意味・読み・例文・類語

こう‐じん【工人】

〘名〙
① 工作を職業とする人。職人。職工。こうにん。
※天柱集(1348頃)含暉室記「障隔皆以楮素。工人愛美加飾雲母」 〔列子‐湯問〕
② 中国で、労働者、工員のことをいう語。〔モダン辞典(1930)〕

こう‐にん【工人】

〘名〙 =こうじん(工人)
評判記色道大鏡(1678)七「今世三味線の工人(コウニン)に、八橋豊前、柳川吉兵衛などいふも、此名字をゆるされたる者なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「工人」の読み・字形・画数・意味

【工人】こうじん

大工工匠。〔子、儒効〕規(きく)を設け、繩(すみなわ)を陳(つら)ね、備用するは、君子は工人に如かず。

字通「工」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android